GR3でストリートスナップしたのはいつぶりだろう。緊急事態宣言が延長になり、東京都の感染者数も増え、気軽に街に足を運ぶことが怖くなっていた。
最近、Blender(3DCDソフトウェア)でPENTAX Kマウントを作ったり、記憶カメラさんのFUJIFILM X-E4と35mm F1.4のファンタジックな写りに感化されたりと、やっぱり僕はカメラが好きでいる。
CCDセンサーのカメラ(Nikon D200とかPENTAX kmとか)にも目が向いていたんだけど、
やっぱり僕が撮りたいのはクールなストリートスナップで、そしてたどり着いたのがRICOH GR3だった。
今日はF8固定のハードモノトーン、35mmクロップで撮ったんだけど、この組み合わせが一番好きかもしれない。
シャッターを押したあとのプレビュー画面でニヤッとしてしまうほど。この設定は最高にクールだ。
こういった小さな微笑み、小さな幸せを気づかせてくれるGRが好きだ。GRを手にして歩かないと気づけない幸福がある。でも幸福だけじゃなくて、その中に生きづらさや人間の闇や街のノイズも写る。綺麗事だけじゃないGRがやっぱり僕は大好きなのだ。
最高にクール。それに尽きる。
別に誰にも分かって貰えなくてもいい、と言うとなんだか孤立的で自己中心的な言葉になってしまうけど、カメラなんて、ストリートスナップなんて、1人でやってるものなんだからあながち間違っていない。孤独でないと自由じゃないし。
ただ誰かが「この写真、最高にクールだね」と言ってくれたなら、僕は全力で友達になりたい。
明日も明後日もGR片手に歩こう