まめカメラ

まめのカメラブログ

カメラが好きな八王子在住 28歳のブログ

野鳥撮影のススメ


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どうも、まめです。

僕は2019年末頃から野鳥撮影を始めて
1年とちょっと経ちます。
野鳥写真はZoopickerに投稿していて
見つけた野鳥は現在52種。

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(投稿すると自動でカウント、整理してくれるので大変助かる)

この1年でカメラも

PENTAX K-70 + 55-300mm

Panasonic DMC FZ300

OLYMPUS OM-D E-M1 MkII + 75-300mm

とレベルアップしてきています。



10年くらいカメラ好きをやっていますが
全く興味が無かった野鳥撮影
なぜこれほどまでどっぷり浸かってしまったのか。

「野鳥撮影のススメ」

として、その醍醐味を記事にします。


以下、箇条書きで野鳥撮影の楽しいと思ったところを書いていきます。


1. いつもの日常が色鮮やかになる


野鳥はどこにでもいます。
通勤時に通る住宅街にも、
隣の公園にも、駅にも、どこにでも。



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いやいや、いなくない?
と思うかもしれませんが
見ていないだけで確実にいるんです。

住宅街にはシジュウカラヒヨドリ
公園にはエナガやコガラ、
駅ではハクセキレイがホームを歩いています。

カメラのいい所は、日常とは何たるか を再確認できるところです。
スマホを見ながら通り過ぎるいつもの道も、カメラがあれば、周りを見渡しながら立ち止まったりして日常の中の宝物を探し出すことが出来ます。

野鳥を知ると、憂鬱な通勤路もなんだか温かみを感じて気分が上がります。
通勤路だけではなく、外に出れば野鳥の鳴き声が聞こえたり、飛んでいる姿が見えたりします。

いつしか、
このお家にはよくシジュウカラが止まっているな、
おっ、花が咲いてる、この木は梅の木だったんだ、
と気づけなかった日常を更に感じることが出来ます。

セカセカと通り過ぎていたら気づけなかった世界がすぐ近くにあったことを知ります。

野鳥を知ると世界が色鮮やかに見える

気がします笑



2.自然と一体化する気持ちよさ

なんか宗教みたいなタイトルですが笑
スピリチュアルではありません笑

野鳥撮影は主には森林や公園、河川という自然環境です。

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そういったロケーションで僕がまず初めにやること、
そして撮影中にも都度都度やることは

音を聞くこと です。

足場がちゃんとしたところで
まず目を閉じて、耳を澄ませます。

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風が吹いていて、枯葉がカサカサと動いている…

斜め右前方から木をつつく音が聞こえる…コゲラかな…

左の草むらの中から足音が聞こえる…ガビチョウっぽいな…


といった感じでバードウォッチングの前に
野鳥の種類と位置を把握するために
バードリスニングをします。

その瞬間、一旦人間であることをやめて
木になります。
イメージとしては。

自然と一体化するように息を整えて
動かず、落ち着いて、聴覚に全集中。

この感覚が結構クセになります。


なので、広い森林などで周りにバードウォッチャーも誰もいない時、リラックスしたいがために目を閉じて立ち止まることがあります。その時は野鳥の声だけじゃなくて風の音や草木の揺れる音も聞きます。


(あぁ…明日出張なんだよなぁ…)

(いや、今そんなことを考えるのは野暮ってもんだ)

(帰ったら何食べようかな…)

(あぁあ!思考を止めてまずこの自然を感じよう…ダメダメダメ…リラックスリラックス…)



ほぼ座禅です。

そう、野鳥撮影は野鳥を撮るという

座禅です!

ついに本格的に宗教じみて来ました笑


座禅、は言い過ぎました。
リラックス療法くらいです笑


日々忙しなく働き、
肩には責任が重くのしかかり下ろすことも出来ません。
住宅ローンという手錠は35年間もとれません。
駅前で目を閉じて立ち止まっていたら気味悪がられます。


そんなストレス社会を生きていると
なんだか余裕が無くなって固い人間になってしまいます。


なので、一旦人間をやめて、木になる。



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(こんな感じ…ではなく笑)


頭おかしい人みたいな表現になってますが

言い換えれば自然を味わうということです。


あるがままのこの世界をじっくり味わう時間

野鳥撮影では楽しめます。




3.生き物の素晴らしさ


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野鳥ごとにそれぞれの造形美があります。

進化論では説明がつかないほど、色鮮やかで、独特で、細部を見れば見るほど驚きがあります。

そして性格、というか習性もそれぞれ。

カワセミのオスは求愛の際、メスに魚をあげます。しかも鱗でノドをつっかえないように頭から口に運んであげます。

エナガは自分の卵がない時、他のエナガの子育てを手伝います。

タンチョウは特定の異性と生涯連れ添い、どちらかが死ぬまで離れません。



こういった野鳥の美しさ、生き様を知ると

まだ見たことの無い野鳥に出会うことが楽しみになっていきます。

またそんな野鳥たちを眺められること、
その生命力の一瞬を写し止められること
喜びを感じます。



4.一人の時間が持てる

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野鳥撮影を初めた頃、奥さんと一緒に出かけて野鳥撮影をしたことがありますが

カワセミが川を行ったり来たりするので
僕も川を行ったり来たり。

シャッターチャンスを逃す訳にはいきませんから急いでカワセミを追いかけます。


お、あっちにはシジュウカラが!

向こう岸にはダイサギ

ぉぉぉぉおまたカワセミが来たぁぁああ!!






あれ?奥さんが…居ない…


後方200mらへんで奥さんは膨れていました。




なんてことがあって
野鳥撮影は基本1人になりました。

奥さんも付いていきたいとは言わなくなりました笑


あとは上でも書いたように
まずはバードリスニングをするので
奥さんがいたら

「え?!なに?!いきなり立ち止まってなに?!」


となって


「あーーうるさいうるさい!
いま木になってるんだから!」

と言ってもドン引きされるだけでしょう。

野鳥撮影は1人がいい。


でもそういった1人の時間も大事じゃないでしょうか。

僕は昔から1人が好きな方で

エピソードとして

小学生の頃、放課後に友達数人を家に呼び
テレビゲームをして遊んでいて

途中、母が覗きに来ると僕だけがいない。

よその子だけが自分の家でゲームをしていて
外に探しに行くと、

僕は公園で1人で遊んでいたそうです笑


こんなエピソードが結構あるので、
根っからの1人好きのようです。

でもちゃんと社会人も出来ているのでギリギリの協調性は持ち合わせているみたい笑

1人の時間で野鳥とも向き合いますが
自分とも会話できるので、
僕にはかかせない時間になりました。



5.野鳥好きな方と繋がれる


野鳥撮影をしていると、同じように長いレンズを装備したバーダー(野鳥撮影する人たち)に会えます。

僕は基本的には、バーダーが撮影していたらその近くでは撮りません。

「お隣いいですか?」と聞いて一緒に撮ることもあることはありますが数えるほどしかありません。
またその場合も「お邪魔しました」とすぐにその場を離れます。

野鳥談義に花が咲くこともあり、
それはそれでとっても楽しいのですが、

野鳥撮影は1人で集中することが大事だと思っているので

その邪魔をしたくない。


(出来れば何時間でも野鳥の話をしていたいんですが(T ^ T))



でも、そんな中でも
またお会いしたいなと思ってしまうことがあり
勇気をだしてSNSアカウントを聞いて
その後も連絡を取ることがあります。


一緒に野鳥撮影に行きましょう!
は言えません。たぶん一緒に行っても現地集合、現地解散が理想なはずだから笑


だから、
例えばお酒を飲みながら野鳥やカメラの話が出来たり、
野鳥写真を見せあったり、
珍しい野鳥を見つけたら連絡したり、

そんなくらいがちょうどいいのかなと思います。


社会人になると恋人を作るより友達を作る方が難しい。

野鳥撮影をしているおかげで縁あって出会えた方々との出会いは大切にしたいなと思います。







と、いうことで

僕が考える野鳥撮影の楽しいところ5つ!

5つもある!!

素晴らしいですね野鳥撮影!笑


共感して頂けたら幸いです(*Ü*)


へば!