まめカメラ

まめのカメラブログ

カメラが好きな八王子在住 28歳のブログ

僕は本当に多趣味な人間なのか

僕には悩みがある。

「色んなことに興味がありすぎて手を出してみるけどたくさんあるからどれも中途半端になっちゃって誇れるものがない!!」ということである。

よく言えば「多趣味」、悪く言えば「飽き性」


今までに、ギター、釣り、ゴルフ、写経、競馬、野球、ドット絵、小説、カメラ、喫茶店巡り etc.

ずっと続いている趣味もあるけれど、早くに脳内からお亡くなりになり「あれ?そういえばこれやってたわ〜懐かしっ(笑)」という趣味の方が多い。

そして継続出来ないたびに
「嗚呼、自分はなんて飽き性で中途半端な人間失格野郎なんだろう、玉川上水で心中だな」
「広く浅くだから人より秀でている趣味に成らない」
「なにか自分に合った分野があるはず!これはその分野じゃなかっただけ!」
とまた何かに興味を持ち、かじってみては、また別のものを始めてみて、それも継続出来ず。26年間これの繰り返しです。


どうにかこの負の連鎖を断ち切りたいと何度も思考を巡らせてみても中々変われなかった。そんな僕でもずっと続いている趣味がこのブログにもよく出てくるカメラです。
ところがどっこいしょ、先日会社の先輩に

「カメラはお前の特徴であって魅力ではない」
と言われたんですなぁ、これが。

それでさらに考え込んでしまいまして、

そもそも趣味ってなんだ?

なんで続かないんだ?

という、そもそもの部分を疑ってみた。

そこで僕が出した結論をこの記事に文章としてアウトプット・具現化しておきたい。

結論1.趣味とは「自分が楽しくなるから」が目的である

そもそも「趣味」ってなんだろう。趣味の定義とは。これは人それぞれの定義がある。
だから「そんなレベルじゃ趣味って呼べない」という冷たい意見もあったりする。ここでは僕の定義で趣味というものを考える。



まず趣味ってなぜやるかというと、大半は「楽しいから」だと思う。自分が楽しくなるから。楽しいから自然とやっている。楽しいから続く。

「自分が楽しくなるため」という目的があり、「趣味」という手段がある状態。

有名になりたいから、とか
褒められたいから、とか
お金を稼ぎたいから、とか
そういった外界からのレスポンスを受けることを目的にするとダメ
現代はネットで共有・展開できることがデフォルトだからそこに目的を置いてしまうのは無理もないんだけど。

ただ、他者評価は最終的にはすんごい大事。自分がどのレベルにいるかの指標になるし、悔しがったり嬉しくなったり原動力になる。あくまで成果としての他者評価であって、それを目的としてはいけないということ。

だから目的を誤ると続かないことが多い。それもそのはず、他者から高評価を受けるにはある程度のレベルに達していないといけない。世に出せるレベル。それに到達するには勉強したり練習したり続けていかなくてはならない。
しかしだんだん
「誰もいいねくれないやん!」
「誰も褒めてくれへんやん?!」
と挫折の壁が立ちはだかる。
「自分が楽しいから」という目的ならば現れることのない壁。

この場合だとそれを仕事にして飯を食っていくくらいの根気がないとその壁を乗り越え続けることは出来ない。そしてそもそも趣味と仕事は対称の存在だ。

僕も最近、新幹線とロボットを掛け合わせた「シンカリオン」があるなら、カメラとロボットを掛け合せた「カメラリオン」も流行るのではないか?と思いついた。これならカメラ界隈の人たちも喜んで、その界隈で有名になれるんじゃないか?と。
しかし「カメラリオン」を実現させるためには、まずそのロボットのデッサンが出来なければならない。僕はデッサン能力がない。ココナラを調べてもデッサン依頼は30000円もする。それに書いてもらったんじゃ意味がない、それじゃ佐村河内だ。
そこでデッサンを勉強してみようと思い立ち、タブレットでデッサンアプリをダウンロードし、とりあえずは複写を、とアイアンマンを書いてはみたものの、まぁひどい。これは世に出せるまで結構な時間と労力がいるなと。それよりも読書したいし小説も描きたいし写真も撮りたいし…。
結局僕の場合、
「誰かに褒められたいから」という目的より
「自分が楽しくなるから」という上位目的のほうが優先される。
いやいやそこで踏ん張って技術を身につけろよ、とも思うが、たかが趣味だ。
昭和時代のスパルタ教師は脳から追いやるのだ。


「楽しんでやっていたら、世に出せるレベルまで技術・知識を身につけていて、結果として褒められた。」これが理想形だ。

だから、興味が湧いてきて、これ始めてみようかな、と思い立った時、目的はなんだろう?と考えてみることにしよう。
「これでお金を稼ぎたい」とか「有名になりたい」とか邪な目的があることを自分に認めることは簡単ではないけど、都度自問自答していこう。






結論2.「趣味」と「関心事」のカテゴライズ

趣味の定義は人それぞれ。では趣味と認められなかったものは「何」?
僕は少ないボキャブラリーの中から、それを「関心事」と名付けた。「interest」ですね。
「趣味」は「hobby」より「life work」のほうが意味が合うかな。

これを適用すると「趣味」は激減する。
料理は好きで楽しいけど奥さんに作ってあげるくらいでそれほどこだわっていないから関心事にカテゴライズされるし、喫茶店巡りも好きだけど月に1・2回で、どちらかというと喫茶店を撮影したり、喫茶店の雰囲を味わいながら小説を書いたりすることが上位目的だからこれも関心事だ。

こうすると「多趣味」だと思っていたけどそれほど趣味は多くないことに気づく。

なんだ、僕は関心事が多いだけで多趣味ではないんだ。今まで継続できなくて広く浅くだったものは全て「関心事」だったんだ。関心は移ろいゆくものだから続かなくても、断続的でも不自然じゃないよな。そんな中でも日常的に関心を持ち続けられるもの「趣味」が1個でもあれば幸せやん。
と気持ちが楽になった。

「趣味」と「関心事」のカテゴライズ
大事。




結論3.当たり前だけど趣味に割ける時間がとお金は有限

当たり前だけどね。ただ脳内の昭和時代のスパルタ熱血教師がたまに出てきて言うんだ。
「お金がなんだ!時間がなんだ!男だったらやると決めたらとことんやるんだ!金がないなら飯を食うな!時間が無いなら寝るな!わかったか!」

「はっ、はい!!先生!!」

と脳内でお尻をピシャンと叩いてみるけど、やっぱりお金も時間も限られている。

人間の集中力は90分しかもたない というから、仮に4つの趣味を同時並行で楽しむとしたら

90×4=360分 、 6時間

休日6時間も趣味に費やしたらもうほぼ1日終わってるし、仕事してる平日なんて90分確保できるかどうかって感じだ。
それに90分では終われない趣味もある。ゴルフとか釣りは車移動だけでも90分くらいかかる。
仮に、その週はゴルフや釣りなど1日費やさなければならない趣味をするとして、その他の、例えば読書や録画消化とかが溜まる。しわ寄せが翌週に来てしまうから、うまくしわを伸ばすためにタイムマネジメントが必要になる。来週の土曜は読みかけの小説を読了しよう、日曜は録画を一気にみよう、とか。
それで、なんとかやりくりはできる。
ただそれが読書や録画消化以外に何個もあったら。喫茶店巡り、競馬、パチンコ、もしかしたら英語の勉強もしなくちゃならないかもしれない。そうなるともうキャパオーバー。
ゲームでいうところの「コスト上限を超えた装備は装着出来ません、レベルにあったコストの装備でどうぞ」ってやつだ。

お金も同じことが言える。趣味に使えるお金が月に3万円だとして、趣味で費やす金額がそれを超えてしまうと生活にまで影響が出てしまう。人生を、生活を豊かにするための趣味が生活を苦しめては本末転倒。

だから時間とお金に制限をかけておくことが大事だ。
趣味に費やせる総時間は4時間半、費用は3万まで、とか。

無理して始めても続けられる余裕がないんじゃ意味無いから。



結論4.他人の趣味を羨ましいと思わない

Instagramを眺めているとたまに印象派の絵画を掲載しているアカウントを見つける。
上で書いた通り僕は絵が下手だ。だから、そういった絵を書ける人のことを、すげーな、こんな人間になれたら、ってないものねだりで羨ましがってしまう。人の趣味を羨ましくて感じてしまう。

でも羨ましく思う必要はないのだ!
僕のInstagramは全てモノクロのストリートスナップで、投稿するとだいたい30いいねくらい付く。



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もしかしたらその30人のうちの1人くらいは「すげーな、こんな写真撮れるなんて、羨ましいな」って思ってるかもしれない。かもしれない。

僕自身「え結構いい写真撮れてるほうじゃない?構図とかちゃんとしてるし、どう?良くね?良くね?」って気分で投稿しているし、僕の取り柄のひとつであって、誇れる部分だ。主観では見えづらいけど客観的に考えたら僕だって羨ましがられる要素があるってことなのだ。

だから誰かのマネをして、なにかをはじめたりしないこと。
誇れるものがひとつあればそれだけでよい。漁船が燃料補給しに帰る港みたいな存在があれば安心だ(この例えは適切か?)。


結論5.アウトプット出来る手段であること


相手を知りたい時の質問の代名詞「ご趣味は?」

その人の趣味を知ることはその人を知ることに繋がる。何に関心があり、どんな日常を過ごしているのか。そこに共通点を見い出せればその人との距離感はぐっと近づく。

ただ、
人と話す用の趣味
自分が認知していればよい趣味
は分けた方がいい。

例えば、僕は仮面ライダーが好きだ。平成ライダー作品はほとんど観たし、ライダーの名前を言ってもらえればすぐ変身ポーズがとれる。これは人と話す用の趣味としては良い。仮面ライダー好きと交わることなんてそうそうないかもしれないけど、仮面ライダー自体は皆が知っている有名なヒーローだし、昔観ました!なんて昔話に花が咲くこともある。だけど、僕は仮面ライダーを「趣味」とは認識していない。

なぜならば、インプット(受信)しかしていないからだ。作品を観るだけで、そこから何かを生み出していない。仮面ライダーのイラストかなんかを書いていれば別だけど、僕は観て終わり。時間を費やし、楽しかったという感情だけが残り、成果物は無い。

僕は「アウトプット(発信)」の要素が含まれているものを「趣味」と認識している。

だから、読書も喫茶店巡りも好きだけど趣味ではない。書評をまとめているわけでも、喫茶店を開くわけでもないから、これは関心事にカテゴライズされる。
読書は自分の中で得るものがあるじゃないか、なんて思うがそんな質量をもたないものは不確定な存在なので成果物としてカウント出来ない。


カメラと小説は趣味だ。写真という成果物、文章という成果物が生まれるから。


でも「ご趣味は?」と聞かれたら
その人の雰囲気を考慮して
茶店巡りとか好きです って言ったり
仮面ライダーよく観ます って言うだろう。

その場に限り関心事を趣味にランクアップさせる。本当の意味での趣味は自分だけが認知していればよい。

総括

以上、5点の結論が出た!

それぞれを考慮すると、このブログも趣味に入るのかな?
一応続いているし記事という成果物もある。
でもカメラとか小説とかのアウトプット媒体として使っているだけだから、やはり根底には「カメラ」「小説」っていう趣味がある。そこにブログも含まれてしまうかな。


そういえばつい先日、
「お前にとってカメラは特徴であって魅力じゃない」と言ってきた先輩に吹っかけてみた。

「僕の趣味はカメラで、カメラでは誰にも負けましぇん!!(ビビる)」

じゃぁ、と先輩がおもむろにスマホを開き、カメラを検索して画面をこちらに見せてきた。ロゴと型式を指で隠しているので、このカメラのメーカーと型式を当てろ、ということなんだろう。

「えーっとCanon EOS RP」
「…正解、次」
Leica M6 モノクローム
「……正解、次」
SONY ‪α‬7 ii」
「正解キモっ!オタクかよ、すご」


これはもう特技だな、と認めてくれた。
という嬉しかった話は置いておいて




兎にも角にも、結論は出た!


僕の趣味は「カメラ」と「小説」のみ!

関心事が多いだけ!

多趣味じゃなかった!



以上、喫茶店から投稿。
カメラと読書と喫茶店めぐりの組み合わせ最高です。



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カメラ読書喫茶店



今日は妻が実家にいるので孤独だ。いやはや、椎名林檎も歌っていたように「孤独とは言い換えりゃ自由」「自由を掴んで勝ち取った孤独 」。久しぶりの孤独。自由なんて言っては妻は怒ると思うが本当の自由は孤独でなければ得られないのだ。

 

少し前に知った吉祥寺のフイルムカメラ専門店に行ってみようと思い当たり、お昼すぎに家を出た。これまたつい最近配信開始されたドラクエウォークというスマホゲームをやりながら駅まで歩いてみたが、これは自分が指定した近場のスポットまで行くとクエスト完了といったものでそこまで歩きながら出てくるスライムやらなにやらを倒しながら進み、またスポットを指定するのだけれどひとつのスポットを完了したところで、これをやってなんになるのだと、ふと我に返ってしまうものだからポッケにしまい、諦めをつけ最寄りの駅へ向かうのだった。

 

吉祥寺に到着し、昼ごはんをササッと済ませ目当てのフイルムカメラ屋に入った。二階建てで1フロアに3部屋くらいの小さなアパート───しかし外装はヨーロッパ、特にイタリアを思わせるような黄色のような色々のようなセメントで出来たオシャレな───の一角にそのお店はあり、店内も6畳ほどの広さに僕の背丈ほどのショーケースが4つ並び、そこにカメラに陳列されていて、奥にももう一部屋あったがそこも6畳ほどの部屋でギャラリー用のようだった。すでに先客がおり、ショーケースの1つを食い入るように見ていて、たった1人の店員もその先客の対応をしていて、Nikonは不変のFマウントなどと言われるが爪なしレンズでは露出計連動が出来ないやら、恐ろしくボディが軽いやら力説している。ショーケースの幅は50センチほどしかないものだから、そして部屋の両側に2つずつ並んでいるものであるから、先客と店員ですでに2つは陣取られてしまっているので、僕は方側の2つを眺めたのだけれど、やはり店舗でメンテナンスされているだけあり比較的値段が高めであった。目当てのCanon demi17も24000円───以前シャッターの切れないこれを9000円ほどでヤフオクで落とした───もする。もう片方のショーケースは店員の力説により空く気配がないため店を出た。出口を開ける僕に向かって早々にありがとうございましたと告げたすぐにまた先客へ力説する声をドアが閉じるまで聞いた。店主のマスターベーション

 

駅前でストリートスナップをした。

 


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吉祥寺はかつて闇市であった名残もあり人1人歩ける程度の細い道が入り組んでいて、そこに様々なお店があり、なんだか日本ではないような、タイに行ったときの屋台街のような人間臭さが漂っていて僕は好きだと思った。

ひとしきりシャッターを切って、家の近くの喫茶店に入った。

 



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最近読み始めた川上未映子の小説、「乳と卵」。川上未映子作品はまだ2作目だがどちらも反出生主義的な意見が盛り込まれている。日常の中にこそ絶望があるのだけれどそこに答えはないのだけれど、あえてそこに触れ切り込んでいる。僕がストリートスナップを撮る目的と似通った部分がありすんなり文章を読んでいける。

 

そういえば、一人暮らしをしていた頃、こんな風に休日には喫茶店に来て太宰治江國香織の小説を読んでいたっけ、と思い出した。あの頃は孤独で、自由で、それでもなぜか喫茶店にいると何かに急かされているような、何かが待っているような気分になって、変に心拍数が上がって、不安になって店を出たことが何度かあった。今回はとても落ち着いていて何時間でもこの喫茶店に入れるような気がした。きっとあの頃は何も、誰も待っていない状況に焦っていたのだろう。今日は妻が待っていないけど、深層心理のどこかで待っていてくれる人がいるのだという安心があるのだろう、今は。そんなことを思いながら読了。

 

この世に生まれて良かったな、この時代に生まれて良かったな、だって、もし生まれるのが100年遅かったら全て電子書籍になってしまって、あの手にちょうど収まらぬ長方形も、乾いたページをめくる音も、本屋の独特の臭いも、感じられなかったかもしれないんだから。本があるこの時代に生まれて良かったな。せめても。

 

 

帰りに川上未映子の最新作「夏物語」を買って、毛皮のマリーズを聴きながら帰った。

 

 

【 読書感想】好きなことしか本気になれない 人生100年時代のサバイバル仕事術

 

このブログは主にカメラ好きな僕がカメラ関係、写真関係の文章を書いていくことを目的としているけど、本質的には脳内整理・情報記録が目的だ。ぼやーっと過ごしていると考えていたことや感銘を受けたことを忘れてしまうから。自分自身ここに戻ってきて、改めて思考の整理をしている。

 

今回は読書感想文。書評とまではいかない。

思うところあって読んだ1冊が、とても濃い内容だったので脳内で整理出来なくなってしまった。なのでここに文章として可視化して、理解をより深めたい。

 

 

昨今、「多くの業種がいずれAI・ロボットに取って代わる」「少子高齢化の深刻化」「人生100年時代」等々、未来を考えさせられるニュースが多く散見される。

僕自身、社会人になって4年が経ち、すでに若手とは言えない立ち位置にいる。上からの評価はそれほど良くない自覚はあるが、海外案件を任せてもらったり昇格させてもらったり、ギリギリ平均ラインの仕事は出来ているのかなぁと思う。

 

 

僕は大学時代、生物化学・環境科学系の分野を勉強していた。ところが今の会社はそれとは全く関係のない機器アフターサービス業だ。入社した理由はともかくとして、正直いまの業務内容に興味関心は湧いてこないし、仕事をしていて楽しいという感覚もない。

 

定年が70歳が当たり前になっていくとして、僕はあと約45年も働かなければならない。

 

時代の移り変わりに伴い消えていく業種もあるし、アフターサービス等の機器メンテナンスは将来ロボットに取って代わられる可能性が高い。らしい。生涯雇用も危うい中、一生この会社で働いていくというのはどうなんだろうと思い始めた。

 

アバウトだけど、なにか一芸に秀でたものを持たなければならないんじゃないか、手に職をつけなければならないのでは?と思い始めていた。あと45年くらい、ロボットに取って代わられない僕だけができる、出来れば好きなことをやってお金が稼げる、そんな仕事を。

 

 

そんな時に見つけたのがこの本だ。

 

南章行 著

「好きなことしか本気になれない 人生100年時代のサバイバル仕事術」

 

 

 

好きなことしか本気になれない。 人生100年時代のサバイバル仕事術
 

 

本書は著者の体験談を一例に、自身のキャリア形成に必要な要点をまとめている。キャリア形成と書いたが、これは結果的にキャリアが形成されていた、ということである。外的要因(情勢や景気等)や事実を押さえ(情報を自分事として考え咀嚼しそれに対応すること)、その時その時の意思決定を繰り返し、行動をし、振り返ってみたらそれがキャリアだった、というところである。

 

生き方を決める上で重要なことが3つある、と著者は言う。

 

・スキル

──1000人のうちの1番になるスキルより、10人の中で1番のスキルを複数持つと結果的に1000人に1人の人材になれる

 

・自身の価値観を持つ

──正解の無いこの世界で、正解かはわからないが自分はこうすべきだと意思決定ができるちから

 

・セルフリーダーシップ

──選んだ道を自分で正解にしていくちから

 

 

文書内では各項目について章を分けて詳細を記載しているが、まず最初の「スキル」についての説明の部分で僕は図星を突かれた気分だった。

仮に今の会社とは全く別の業種へ転職するとして、まずは関連した資格を取ることが重要だと考えていた。確かに資格は必要なのだけれど、上でも書いた通り1000人の中で1番になれる資格・スキルを持っていたとしても移り変わりの激しい現代ではそれが生涯の職となるかはわからないのだ。

 

文書内では

「この資格を取っていれば一生食いっぱぐれない」とか「現実を考えて手に職をつけよう」というのは堅実に見えてまるで役に立たない  とある。

 

その時点で僕はハッとさせられた。

そしてそのスキルというのは本気で取り組むことで把握できる、という。

仕事を70点目標くらいのぬるさでこなしてしまうと単なる業務処理になってしまい「自分は何が好きで何が得意か」が永遠にわからない というのだ。

 

そこでも僕はハッとさせられた。というかこの本にはハッとさせられてばかりだ。

 

正直僕は70点目標くらいで仕事をしている。上司からすれば「仕事をなめている」のだろう。そこになんの弁明も湧かない。

 

また本書は様々な問いかけをしている。

 

「あと50年、今の仕事を続けたいか」

 

「その仕事で心が満たされるか」

 

「なぜ働くのか、どんな仕事をしたいのか」

 

 

全ての問いに心底考えさせられる。ただ考えさせられるだけではなく、それをしっかり自分のこととして受け止め咀嚼し対応することが大切だとも著者は言っている。

 

僕のスキルはなんだろう。

なぜ仕事をするのか。

仕事のモチベーションはなんだろう。

 

まずは目の前の仕事に本気で打ち込んで自分のスキル・持ち味は何かを把握しなければ。

そして自分の仕事へのモチベーションは何かについても具体的に把握しておかなければならない。

 

モチベーションとしては「社会貢献」が多く挙げられるが、僕はあまり人間社会と密接に関わることは避けたいと思っているし、身の回りの人間以外が知らないところで幸せになっていても知るよりもないし正直興味無いのだ。目の前の好きな人間が喜んでくれたら、それは嬉しい。

 

今の仕事はB to Bであまり直接お客さんと関わることは少ない。僕はB to Cの方が合っていると思う。料理が好きだから定食屋とか?

 

ん〜、色々と考えを巡らせてみて、自分の好きなこと、やりたい仕事は何かを探してみよう。

 

 

まとまったようでまとまっていないけど、今後の人生計画の参考になる、とても現実的な本だった。是非。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

仮面ライダー 夏祭り2019!!

このブログの趣旨とは違っちゃうのですが、

行ってきました

東京ドームシティ

仮面ライダー夏祭り!!!





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実は仮面ライダーが大好き。
大学生時代に子供のころ観ていた「仮面ライダー555」を思い立ってイッキ見したら再燃しまして、それからクウガ、アギト、カブト、ディケイドと観まくって今ではどっぷりハマっている。


仮面ライダー夏祭りは今年が初参加。
毎年、行きたいなぁとは思ってはいたけど、子供がいるわけではないのでなかなか足が進まず。今年は奥さんに付き添ってもらって2人で行った(子連れめちゃ多かった)。

目玉はなんと言っても平成ライダーの最終フォーム揃い踏み展示!



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ビルドジーニアスもアギトシャイニングもいますねぇ



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カブトハイパーフォームはやっぱりかっこいいなぁ



その他、いま放送中のジオウの展示、昭和ライダー揃い踏みや、映画に出てくるバールクス、ゾンジスなども展示。


仮面ライダーファンにはたまらない空間だった。
そしてせっかくだからと仮面ライダーショーを観覧。ジオウはもちろん、カブト、ビルド、電王もいてテンションMAX。

ショーの終盤、仮面ライダー1号
「みんな!仮面ライダーと叫んでくれ!みんなの力を分けてくれ!」
みたいな展開になって、子供たちは大きな声で仮面ライダー!!!と叫んでいた。僕も出来ることなら叫びたい。仮面ライダー!!って。叫びたいよ。

でもあの子供たちの可愛い声の中、僕の低音ボイスで仮面ライダー!!って言ったらちょっとショーの流れ止めかねないんじゃないかと思って叫べなかった。ほんとは、ほんとはね、叫びたかったよ。


帰りに物販で仮面ライダーTシャツとディケイドのぬいぐるみを購入して帰宅。
いやー、これは毎年行かないとダメなやつだ。去年のビルドの時に行かなかったことをとても後悔した。また来年、奥さんに連れ添ってもらおう笑


と、いうことで、

僕の好きな仮面ライダー ベスト5

のコーナー!!!

色々な仮面ライダーがいる中で特に好きな5人を選んでみる。ほんとはベスト20くらいまでやりたいけど、ほんっとに特に贔屓にしているライダー5人に絞ります。


第5位!!!

仮面ライダーサソード


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仮面ライダーカブトに出てきたライダー。モチーフはサソリ。

「神に代わって剣を振るう男」こと神代剣が変身する。
まずサソードヤイバーがかっくいいぃいいいっ!ベルトではなくヤイバー(剣)にサソードゼクターを装着して変身。俺様系のキャラも最高。
全てのワームを破壊することを目的としているが最後の結末がまた泣ける。

カブトシリーズには他にもガタック、ザビー、ドレイクが出てくるけどビジュアルはサソードがダントツだと思う。



次!


第4位!!!

仮面ライダーブラッドスターク


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ビルドシリーズに登場するヒール
もうとにかくビジュアルが好き
色合いといい、首元の配管マフラーといいかっこよすぎる。
ストーリー後半はエボルトでの登場になってしまって残念。


はい次!


第3位!!!

仮面ライダービルド


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2018年放送の仮面ライダービルド。
まずビルドに変身する桐生戦兎が自意識過剰でナルシストな天才物理学者というキャラが好き。俺様系。
ストーリーも良かったし、役者さんも良かった。シリアスな展開は息を飲む。


好きなフォームはハザードフォーム



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この真っ黒で暴力的なビジュアルがたまらん。見た目だけでもめちゃ強そう。

あとはラビットラビットフォーム




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ビルドは基本的にビジュアルが良かった。
オンタイムで全話観たのはこのビルドが初めてだったから思い出深い。ブラッドスタークも出てたしね!




第2位!!!

仮面ライダーディケイド


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10作目のディケイド!
このマゼンダカラーは「むむ?」って最初は思ったけど、いざ観てみたらかっこいい。変身モーションも良い。カードを引く時のエンジン音、バックル回転のカッコ良さ。色んなライダーに変身出来るのもかっこいい。

あとは決めゼリフだ。もうカッコ良すぎる。


敵「貴様何者だ?!」

ディケイド「通りすがりの仮面ライダーだ。覚えておけ!!!」


ジオウではネオディケイドライバーで平成20作全てに変身可能。ビルドに変身したりウィザード、ゴースト。なんでもありな最強ライダー。門矢士の俺様キャラも健全。

グッズも集めていて玄関に飾っている。





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ではいよいよ!!


第1位!!!!!

仮面ライダーカブト


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変身ライダー第7作目のカブト。

まずは必殺ライダーキックがかっこいい。
色々なライダーがライダーキックを使うけど、このカブトだけは回し蹴り!!



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とうっ!って飛んでやー!って蹴りに行くんじゃなく、

敵に背を向け余裕綽々な感じで準備をし、敵が襲いかかってきたところを180度の回し蹴りで地面に叩きつける。カッコよすぎる。


あとはやっぱり役者の良さがデカい。




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水嶋ヒロ

天の道を行き総てを司る男、天道総司

こんな正統派主人公はいない。


俺が正義だ、とか
運命が俺に味方する、とか
とにかく俺様系。

でも妹想いだったり友達想いだったりして人情味溢れるかっこいいひと。




ということで、基本的に俺様系仮面ライダーが好き笑


僕が俺様系じゃないから憧れるのと
やっぱりヒーローは自信満々でクールなキャラがかっこいいと思う


ランキングに入りませんでしたが他にはアギト、555、ネクロム、ゼロノス、ディエンド、クローズ、アクセルとかも好きっちゃ好き。


来月は仮面ライダーゼロワンが始まる。
社長ヒーローってトニースタークやん、って感じだけどビジュアルは好きな方。社長ってくらいだから俺様系かな?!笑


楽しみにしよう。

福岡とドット絵カメラ

まめかめらって、かめはめはと語呂一緒だ

ということでただいま絶賛出張中で福岡に来ている。もちろんFUJIFILM X10をカバンに忍び込ませて。

仕事後に博多の街中をストリートスナップした。WiFi内蔵されていないからスマホに転送出来ていないのだけれど、なんだか博多の町はモノクロが似合わない。タイで写真を撮った時も同じだった。活気があるというか、無機質な感じがしない。博多も屋台のラーメンとかあるし、やっぱりタイっぽい。


なので早々にホテルに引き返し、やることもないのでX10のドット絵を書いて暇を潰した。




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まぁまぁの出来である。
福岡に出張来る度にドット絵書いてるな笑


帰りの飛行機内はX10同様カバンに忍ばせた赤城耕一氏著「ドイツカメラへの度」を読もう。


ドイツカメラへの旅

ドイツカメラへの旅





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