まめカメラ

まめのカメラブログ

カメラが好きな八王子在住 28歳のブログ

音が気になりすぎるHSP

僕は音にとても敏感だ。


子供の頃からそうで
ずっと聴いていたいと思うような音もあれば
頭痛がするほど嫌な音もある。

変だな〜とは思っていたけど
昨今認知度の高まっているHSPだからなのだという事を知った。



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音の好き嫌いなんてみんなが持っているだろうけど
僕はその音の好き嫌いでかなり人生が左右されている。
良くも悪くもだ。



僕はカメラが好きだ。
カメラは楽器じゃなくて写真を撮る精密機器だから音とは関係ないのだけれど、
僕はカメラの音が好きなのだ。

シャッター音が好き というカメラ好きは多い。
僕もその1人で、新しいカメラが出ると店頭へ行き
写真を撮って色の風味を確認するより
まず耳に近づけてシャッター音を聴く笑
それで近寄ってきた店員がUターンすることが多々ある。そりゃ変態かと思うよね。


このファーストインプレッションで好みに合わないシャッター音だった場合、僕はそのカメラを買うことはない。その位シャッター音は大事なのだ。

またカメラを握った時の振動で金属の筐体が鳴るんだけど、そこも重要視している音だ。ピストルでも仮面ライダーベルトでも触れた時の「カチャッ」という道具感溢れる音に惹かれるは人も多くいる。それと一緒な感じだ。


このようにして僕はカメラの「音」も合わせてカメラが好きだ。そうなると普通の好きより更に好きなので、この音に敏感な気質のメリットだったと言える。
でもメリットだけじゃない。



僕は「人の話し方」にもすごく敏感だ。

主にはイントネーションや抑揚が気になる。
これは今結構悩みどころなんだけど
会社の同僚がいわゆる「イケイケ系」で、「〜っすね〜」のように社会人とは思えない言葉遣いをしている。
言葉遣いはとりあえず置いておいて
僕が気になるのは「後半の低音とかすれ」だ。
発言の後半に低音とかすれを含ませれば
軽い口調の自分でも多少はシリアスで真面目な印象を与えられるだろう、という考えがそうさせるのだろう。それがとても気になる。嫌、というわけではなくてすごく気になる。
なので可能であればあまり話したくない。気になっちゃうから。

声色もとても気になる。
怒っている、馬鹿にしている、二次感情を隠している、そんな声のトーンの違いを感じ取りすぎてしまう。

というように、声の音が気になってしまって人間関係にも支障が生じている。



そんな不器用な僕だけど、最近気づいた、というか「あーそうだったんだ」と認知することがあった。

僕は雨の音がめちゃくちゃ好きだったのだ。

そういえば僕は雨が降ると窓を網戸にして雨の音を聴きながら寝ていた。
奥さんは雨が入ってくるから嫌だと言っていたけど、「雨の音が聴きたいから」と話したこともあった。

雨の音が好きなことを認知して、
調べるとYouTube Musicに「雨の音」プレイリストがあるじゃないか!笑
もうすごいな世の中、調べればなんでも出てくるな。しかも小雨とか雷雨とかまであるし。


最近はその「雨の音」のプレイリストを通勤時やリラックスしたい時に聴いている。電車の中なのに土砂降りの音が聴こえてるから変な感じだけど笑
でも雨の音を聴いていると自然と悩み事とかを考えずに穏やかな気持ちになる。「雨の音が好き」ということを認知できたことをとても嬉しく思っている。今休日出勤するくらい多忙だから尚更雨が心に沁みる笑


敏感なHSPの人は音で悩むことも多いと思うけど、僕みたいに「好きな音」が絶対あると思う。
敏感すぎるということは「大嫌い」があれば「大好き」もあるということだ。普通の人だったら「好き」程度で収まってしまうかもしれない。HSPという気質と上手く生きられればとても心強い味方になってくれる。


是非、「好きな音」探してみてください。