まめカメラ

まめのカメラブログ

カメラが好きな八王子在住 28歳のブログ

駅が好き

いきなりですが、僕はが好きだ。
電車ではなく。駅。


f:id:k241214:20191230134847j:plain
田園都市線 南町田グランベリーパーク駅


駅は毎日何万人という人が訪れる。

職場へ向かう人、
学校へ向かう人、
ショッピングにでかける人、
遠方へ旅行する人。

全ての人の出発点であり、帰着点だ。

つまりそこは

「よし!今日も1日頑張ろう!」
と意気込むことができる、
高揚感を沸き立たせられるような場所であり、

1日の終わりには
「今日も1日よく頑張った、ただいま」
と思えるような、居心地がよく、
落ち着ける場所であることが好ましい。



また、駅というサービスはさり気ない。

利用者に分かりやすい案内表示、
移動距離の少ない効率的な動線設計、
バリアフリーなど、
知らぬ間に心地良さを与えてくれる工夫が随所に見られる。

僕はそんな利用者のことを考えた駅が好きだ。
開放感あるコンコースや、
デザイン性の高い跨線橋
座り心地の良いホームのイスなど、
注目していくとキリがない、
素晴らしい工夫や設計を感じるととても嬉しい気分になる。(別に建築関係の仕事をしているわけではない)

そして僕のもともとの趣味、
カメラと相まって「駅フォト」を撮るようになった。



カメラ界隈でよく撮られる駅は、
田舎の寂れたノスタルジックな駅とか、ホームから海が見える絶景駅とかだ。

これらは駅単体では成立しない。
田舎っぽい自然がバックに必要だし、
海のブルーが必要だ。
駅も重要な要素を含んでいるけど、
ジャンルとしてはネイチャーフォトだ。
無機質な駅と有機的な自然の調和が主な魅力だ。


そういった写真は人間の感性に直接訴えかけてくるから分かりやすい。綺麗で、鮮やかで、清々しい気分になる。
僕はそういった駅写真を撮ることはないと思う。あくまで主役は駅であり、脇役も駅なのだ。地域性や都市環境性を含んだとしても、ファインダー内に自然を介在させることはないと思う。そんなマニアックな写真を、このブログで都度、駅ごとに挙げて行きたいと思う。


手始めに近場の路線で直感的に降りたいと思った駅で降りてみるというのをやっている。近々記事にしようと思う。
あと駅関係の書籍も読んだ。

赤瀬達三著「駅をデザインする」は感銘を受けた。僕も新宿駅は最悪な設計だと思う。


駅をデザインする (ちくま新書)

駅をデザインする (ちくま新書)



世界の駅に行ってみる(ビジュアルだいわ文庫)

世界の駅に行ってみる(ビジュアルだいわ文庫)

  • 作者:谷川一巳
  • 出版社/メーカー: 大和書房
  • 発売日: 2015/04/12
  • メディア: 文庫



ということで、
2019年も残り1日となりました。

今年もモノクロストリートスナップ中心でしたが、2020年は「駅フォト」が中心になりそうです。

良いお年を!