人間を被写体とする場合、被写体との距離には撮影者自身の、人間との距離感が表れると思っている。
僕はあまり人付き合いが上手な方ではない。だから、ストリートスナップをする時は1歩どころか10歩くらい引いた構図が多い。
だから「街」の要素と、「人間」の要素がフィフティフィフティになる。到底、ポートレートとは呼べない。ポートレートを撮っている認識はないから問題ないのだけれど。
Instagramで街中のポートレート(人間にスポットをあてたストリートスナップ)をよく見るけど、撮影している時の状況を想像するとすごいなぁと思う。こんなに人間に寄って撮れるのはなぜだろう、って。Void Tokyoとかね。リアリティもあるんだけどクールでアートっぽさも含まれてる。その被写体の表情がポイントかな、目が行ってしまう。
肖像権がなんたらっていう記事がカメラ雑誌に掲載されていたりするから、ストリートスナップもだいぶ肩身が狭いのもあり、やはり僕には度胸がないから人間にスポットをあてた写真を撮るのは難しいな笑