OLYMPUS OM-D E-M1
僕は最初、キャノン党だった。 初めての一眼レフはEOS 70D。
「イチガン、新世界」だなんてキャッチコピーで売り出していてかっこよかったし、なにより瀬戸弘司さんが70Dの動画を上げていてそれが面白かった笑
Canon EOS 70Dがやってきた!その1 - YouTube
初めての一眼レフ選びだったので毎日のように店頭で様々なカメラを触った。その中で、グリップのホールド感、シャッター音、性能含め、フィーリングが1番合ったのがEOS 70Dだった。
その後、毎日のように70Dを持ち歩き写真を撮った。あの頃から僕の撮影スタイルはストリートスナップだった。ボディとレンズ数本 合計2kgくらいの荷物になったが、頑張って持ち出した。
でも、ある時やっぱり、ストリートスナップするなら、持ち出すことにストレスのない、サッと取り出せる小型軽量のカメラがいいなと思い始めた。
そこで、70Dはメイン機として、サブ機の小型軽量ミラーレス一眼を選定することにした。
ふたたび店頭で様々なミラーレス一眼を触りまくり、たどり着いたのが
OLYMPUS OM-D E-M10 Mark2
だった。 付属の12-42mmの電動レンズではもの足りず、12-40mm F2.8通しのPROレンズを買い、スマートサイズな17mm F1.8も揃えた。
気づいた頃にはCanon EOS 70Dの出番は無くなっており、メイン機とサブ機は逆転していた。
何が言いたいかと言うと、やっぱり撮りたいもの、被写体にあったカメラ選びというのは重要だ。ミラーレス一眼の選定時、Canonのミラーレス一眼 M10とかも触って吟味してみたけれど、ダイヤルの位置だったり静音撮影の機能、シャッター音等、様々な要素が入り交じっているカメラが多い中でフィーリングの合ったカメラ、ひいてはメーカーとの相性というのはとても大事だし、言い過ぎてみると魂との相性なのだ。 僕はOLYMPUSの相性が抜群だった。 まるで運命の相手だと信じていた彼女と別れたあとに付き合った彼女が1番心地よくて運命なんてなかったのだと思うような感じだ(ちょっとわけわからないけど)。
そう、僕はオリンパスさんが大好きだ。
そして、もっとオリンパスさんを大好きになる記事があった。
http://digicame-info.com/2019/02/post-1197.html
「OLYMPUSはフルサイズミラーレス市場には参入せず、誇りを持ってマイクロフォーサーズに留まる」
この記事を読んだ時、思わず拍手をした。
Nikon、Canon、Panasonic、ソニー、等カメラメーカー各社がフルサイズミラーレス機を発表していき、世はまさに「フルサイズミラーレス時代」に突入した。 僕はフルサイズミラーレスには興味を引かれなかった。いや、金がないのもあるけど。
もしかしたらオリンパスさんもフルサイズミラーレス市場に参入して、新マウントレンズを発売したりしちゃうのかな… マイクロフォーサーズレンズに力を入れなくなって、レンズのバリエーションもゆるゆるとしか増えていかないのかな…
そんな心配を完全な杞憂としてくれたオリンパスさんの姿勢、言葉…。
僕達はずーっと一緒だよーって 変わらず君たちのオリンパスでいるよーって
そう、肩を抱かれた気がしたんだ。
だから僕もオリンパスさんを抱きながら、そのぬくもりを、愛を、放しはしないのさ。
以上である。